会社案内
施設とともに「過ごし方」を作る
社会への貢献を実感する公園管理
課せられたミッション
東京都からの委託に基づき、私たちは指定管理者として海上公園の運営管理に取り組んでいます。我々のミッションは、利用者の方々が安心して公園を利用できるようにすることです。この目標を達成するために、私たちは公園管理事務所と緊密に連携し、行政の代行者として業務を行っていきます。代表的なものは、年間を通じた運営計画の策定と検証です。事前に立てた計画が公園管理へ適切に組み込まれているかを継続的に検証しつつ、利用者のニーズや環境の変化を踏まえて、柔軟かつ効果的な対策を講じていきます。このほか、臨海部へ来訪する利用者の方々に海上公園を楽しんでいただくための仕組みづくりにも取り組んでいます。海上公園が単なる施設ではなく、地域社会との結びつきを強化し、持続可能な発展を促進していく拠点となることを目指しています。
仕事内容
海上公園における利用料金支払いのキャッシュレス決済対応、施設利用のWEB予約対応など、お客様により快適に海上公園を利用していただくための施策に取り組んでいます。キャッシュレス決済への対応では決済業者の選定から管理事務所への導入までを一括で行っているほか、WEB予約対応についてはアクセス集中に耐えうる設計を行い、人気施設の予約が殺到した際にも対応できるよう改善しています。これまでチラシがメインであった広報活動についても、インバウンド来訪者の増加も踏まえ、新しいデジタル技術を用いた多面的表現に挑戦しています。台場公園の砲台跡にスマートフォンのカメラをかざすと画面上に実物大の砲台が現れる仕掛けや、QRコードによる多言語読み上げ機能など、海上公園の歴史を楽しく知っていただく仕組み作りに取り組んでいます。
01東京港埠頭を選んだ理由
「社会の役に立っている」と実感できる環境
外へ転勤の多い環境であったことから、結婚をきっかけに転職活動を始めました。新たな就職先を探す中で感じたのが、東京港埠頭の手掛ける、社会貢献度の高い事業内容の数々です。とくに物流は一箇所でもストップすると大規模な影響が出てしまうほど重要な存在であることを前職の経験からもよくわかっていました。それを踏まえたうえで、あらゆる都市から物資を集め、首都圏に供給する東京港が果たす責任と役割の大きさに強く惹かれました。「ここならば、自分の仕事が社会の役に立っていると実感できるのではないか」──そう感じたことが、入社の理由です。
海の近くで仕事をしたかった
これは完全に個人的な理由ですが、「海が好きだったから」ということも、この職場を選んだ理由の一つです。スキューバダイビングが趣味で、休日は旅行を兼ねてさまざまな海の景色を楽しんできました。新しい職場を決めるにあたり、せっかくならば自分の大好きな海のそばで働ける仕事をしたいと考えていたのですが、東京港埠頭の職場環境は、こうした私の願いにまさにぴったりでした。現場である海上公園はまさに海に面した立地で豊かな自然に囲まれており、青海の本社からは目の前の青海コンテナターミナルを一望することができます。海に面し、大好きな海をもっと豊かな場所に育てていく仕事に取り組むひとときは、なによりも幸せな時間です。
02仕事のやりがいや誇りは?
「アナログ」「使いにくい」「不便」というイメージを払拭すること
「手続きが申請用紙や電話」「決まった時間にしか連絡できない」「電話もつながりにくい」など、指定管理者に対して抱かれがちなマイナスイメージの払拭に、大きなやりがいを感じています。公園の施設利用について、これまで電話とFAXのみで受け付けていましたが、予約時間が限られてしまうことや電話が繋がりにくいといった問題からお客様にご不便をおかけしてしまうことも少なくありませんでした。こうした反省を踏まえ、現在取り組んでいるのが、施設利用手続きのDX化です。お客様が予約しやすく、かつアクセスが集中してもシステムダウンしないよう設計することで、どのお客様にも快適に公平に施設をご利用いただける機会を広げていきます。
海上公園での楽しい「過ごし方」を開発していくこと
世界的に進む多様化への取り組みとして、台場公園でのARアトラクション設置やQRコードによる4か国語の多言語案内サービスをリリースするなど、海上公園を舞台にさまざまな取り組みを進めています。新たな公園施設の建設は、多大なコストや時間を要することになりますが、公園内のサイン看板の改善、デジタル技術の活用によって、ハード面を大幅に加えずとも、海上公園の過ごし方を大きく拡充していくことが可能です。こうした「ソフト面」での取り組みを通じて、海の玄関口である東京港をより魅力的な場所に育てていく公園管理という仕事に、大きな誇りを感じています。
03東京港埠頭株式会社の魅力
さまざまな職種の知見を身につけられる「ジョブローテーション制度」
当社には、コンテナターミナルや客船ターミナルの管理運営を行う埠頭事業部のほか、海上公園の管理運営を行う公園事業部、施設の建設や設備管理を行う技術部、さらに事業会社としての営業活動を行う営業企画部、各部署の運営をバックオフィスで支える総務部などさまざまな部署があり、それぞれが綿密に連携しています。事務職として入社した社員は一定期間ごとにこれらの部署を順番に担当し、さまざまな分野から東京港に関わる仕事を経験していきます。埠頭など現場の管理に携わっていた社員が総務へ異動するケースや、その逆も珍しくありません。部を超えたジョブローテーションで社員たちのスキルと知見が蓄積され、課題への対応力と、部署をまたいだ連携力が培われていきます。
女性の係長や主任も活躍、ライフステージに合わせて働ける環境
まず入社して感じたのは、上司や先輩社員が部下や同僚に対して非常に大きな思いやりを持っている方が多いということです。入社1年目の社員には「チューター」役の先輩社員がつき、困ったことがないかこまめに声かけを行ってくれています。職場全体で新入社員をバックアップし、若手をしっかり育てていこうという風土ができていると感じます。さらに驚いたのが、女性の係長や主任の方の活躍です。子育てをしながら仕事をされている方を目の当たりにして、「結婚して子どもができたら、辞めていくもの」と考えていた自分は大きなカルチャーショックを感じました。ライフステージが変わってもこれまで通りに活躍できる場があるのは大きな魅力だと思います。